^Back To Top  トップに戻る

  
  

世界遺産 アンコールワットの木版画

2018年3月、世界木文化学会(IWCS) より招待を受け、カンボジアで 開催されたWorld Wood Day 2019に参加しました。
その参加にあたり、訪問者が体験摺りができるカンボジア・アンコール ワットの木版画を製作してもらいたい、との依頼を受けました。
(World Wood Dayの詳細については、右のアイコンをクリックして下さい)
World Wood Day

 

製作過程

原図となる写真は2枚。
左写真はアウトラインの参考として、トリミングを行い、右写真は色見本として使用しました。
この2枚の写真から、木版画が作れるデザイン化を行いました。
誰でも体験ができるように、4回摺りで仕上がるようなシンプルな色構成としましたが、うまく摺れば細部まで見えるようにデザイン化しました。








このデザインを元に、伝統の木版画技法に従って、木版画化を進めました。

グリーティングカード版の外装は、浮世木版オリジナルの手作り品です。
見開き構造となっており、更に木版画のみを取り 出すことができる、ポケット構造にもなっています。
和紙のメッセーシガートが゙ 2枚同梱されています。(無地と英字メッセージ付き)
また、封筒も同梱されていますが、これらを合わせても 、総重量は23gに抑えてあります。
封筒の外寸は12cmX17.5cmで、国内に送る場合は定型内で収まります。

 

完成した版木

4枚の版木は、彫師の手によって伝統技法に基いて掘り起こされました。
輪郭線(墨線)用1枚、色板3枚の非常なシンプルな構成により、体験摺りが容易にできるようにしました。
しかし、墨線用版木は浮世絵同等レベルの細部まで彫られているので、うまく摺れば細部まで現れるような配慮もしました。
(写真一番左をクリックすると、その拡大写真をご覧頂けます)

 

 

体験ライン風景

カンボジアの方々にとって、世界遺産のアンコールワットはシンボル的存在で、国旗にもなっています。
その為もあってか、現地では想定外の来客によって大盛況となりました。
1人1回の体験摺りであったので、なかなかうまく摺ることはできませんが、それでもアンコールワットの 像が現れると、皆さん大喜びでした。

このイベントでは、あくまで体験版としてこの版木を使用しましたが、高いポテンシャルを持っている版木ですので、摺師が摺れば芸術作品にもなります。
その趣旨をIWCSに説明したところ、プロ摺師が作った作品の販売許可も頂きました。

 

 

販売品 (フレーム無し)

 

 

 

 画面サイズ
   W: 23.3 cm
 H: 15.9 cm


   8,000円(税込)

 

 

 

 販売品 (フレーム付き)

 

 

 

 

 

   フレームサイズ
   W: 39.8 cm
 H: 30.7 cm


  12,000円(税込)