純和式の畳が浮世絵の額縁になりました
さて、伝統木版という商品をどう販売するか、ということで店舗を持つとなると初期投資も運転資金も大きくなり、長続きしない可能性が高くなります。そこで、まずはWebサイトを立ち上げ、それを基軸にビジネスを拡大してゆこうと考えました。また、国内にも海外にも販売できるサイトとする為に、Webサイトを作れる人と、海外目線でのアドバイスを与えてくれる人(つまり外国人)を探しました。
そんなある日、一宮商工会議所主催の起業家勉強会に出席したのですが、たまたま私の隣に座っていたのは外国人でした。彼がそのアドバイザーに成るかも?と思い、彼の職業を聞たところ、なんとWebデザインやサーバーメンテナンスをやっているというのです!!私は即、彼をビジネスパートナーにすることに決めました。彼の名はハイネルト・マイク(Maik Heinelt)さん。ドイツ人ですが日本の奥さんと結婚して一宮市在中です。Webサイトを作成したりサーバーメンテナンスを行う「サーフゲイト」、そしてIT商品を販売する「TECH ACE」を運営しています。
https://www.servgate.jp/index.php/ja/
http://techace.jp/
浮世木版のホームページ作りは、日本語、英語で商品を見せるだけではなく、販売つまり決済が必要となります。数多くのファクターを、英語/日本語、ドル/円で決済しますので、とても複雑な構造となり、トラブルが頻繁に起りました。しかし、彼と共に時間をかけて改善を進め、とても完成度の高いものに仕上がってきました。伝統の木版画を、浮世絵から新版画、そして現代のオリジナル作品まで海外へ確実に送れるサイトは、おそらくこの浮世木版しかない、というレベルに達しています。
